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2019.02.14
松枯れ予防
松の葉が急激に赤褐色に変化し枯死する病気を「松枯れ」「松くい虫」といいます。
この病気はマツノザイセンチュウという線虫(大きさは1mm足らずと小さい)が松の
内部に侵入し、樹幹内の導管(水分などが通る管)で大量に増殖することで、
水分が通る導管が目詰まりし発症します。周囲の松にも感染し集団で枯死する恐れがあります。松枯れ予防に効果的なのは、マツノザイセンチュウの増殖を防ぐ薬剤を、樹幹に注入する方法です。樹幹注入は予防ですので松が健全な時に接種しないと意味がありません。薬剤注入の時期は松ヤニが出にくい12月~2月が適宜です。現在、松くい虫で枯れ始めた松は直す方法が無いので、早めの予防をおすすめします。