日常のひと言
2020.11.12
こけのむすまで~灯篭~
和風庭園といえば石組だったり飛石、景石そして灯篭があります。お庭に飛石を打ってまわりには砂利や
苔などを植栽しながら奥行きのあるようなお庭になるように五葉松やツゲなどの針葉樹や常緑樹を
単調にならないように気を付けて植栽したりします。飛石には灯篭が似合います。そして灯篭をすえるとお庭
全体に風格がでるような気がします。灯篭の脇に植栽する常緑樹は「灯篭控えの木」といって灯篭を引き立てる
ために植えます。松やマキ、イヌツゲなどです。「燈障りの木」といってカエデやニシキギなどは灯篭や飛石の近くに据え夜間に細い枝が火袋にかかってゆらぐ姿は趣があったらしいのです。最近では海外でも日本庭園などの「和のお庭」が人気ですね(^-^)「和モダン」風なお庭なんていかがでしょうか(^^)/
○こちらは弊社にある西の屋灯篭。年月が経って苔がついたものですが風情があるし趣があります。灯篭はだいたいが御影石でつくってありますが自然に苔がはえるのにはとっても年月がかかるみたいですね(^^)苔のはえるものもあればはえないものもありますが。今の時期紅葉したモミジが苔の上に散りゆく姿の緑と赤のコントラストはとっても素敵ですね(^^)
○こちらは石屋さんで作ってもらった創作灯篭らしいのです。個人的に可愛いなと思ってしまいました(#^^#)
石の姿から年月を感じます。