日常のひと言

2023.08.04

ガビオン~お庭に合う石積をしよう!~

 暑い日が続きます💦37℃って!!熱中症にならないように水分や塩分補給をしながらのりきらないと!
そして更新も少し滞りました(^-^;
お庭の石積みについて…!
石積みには代表的なものとして「野面積」と「小端積」のパターンがあります。「小端積」は層の重なり方を見せる積み方で、それに対して岩上の平な面を表面に据えるのが日本伝統の積み方の「野面積」。「野面積」は和テイストではありますが構造的な安定感と自然の風合いを生かす美しさがあります(^^)
石積み施工を行ううえで私たちが気を付けていることは、石と石の間の目地が一本の線状にならないように注意して行います。(強度が弱いため崩れやすい)
また、延べ段や石張りの「美しさ」は隣り合う石と石の接触面を合わせる「合端」がとても重要で、これこそ「職人技」と呼ばれる技術になります!
石積は職人の手仕事ですが、、、取り入れやすい石積み「ガビオン」はご存じですか?!(^-^)

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〇オシャレガビオンで景観をスッキリ美しく、空間のアクセントとして幅広いシーンでお使いいただけます(^-^)

〇ガビオンとは格子状の立体パネルの中に自然石などを詰めたものです。
ヨーロッパをはじめとする国々で装飾性が注目され、中にいれる石材の種類も豊富で且つ組み合わせる素材や量をかえて面白いモノに仕上がります✨
両脇に常緑樹や植栽を施すことでオシャレに仕上がるんですよ~
そして!アイデア次第ではインテリアとしてもお使いいただけます♪
積み方や素材を知ることでお庭の石積をお選びいただけます。

2023.07.06

植物のお手入れ~自身?プロ?

 和風モダンのお家が流行る中、緑はほしい!でも…ローメンテナンスのお庭でお願いしたい。。。
本音をいえばガーデニングが好きではないとなかなかマメなお手入れはできないのも確か💦
本来、植物は生き物ですから「適切なお手入れ」をすることで美しさを常に維持でき、健全な状態で生長することができます。
私たち造園業が植栽を施されている公園や街路樹や商業施設など定期的・年間管理させていただくのはこの為です(^^)緑が豊かなことはそれだけで心にとても豊かな「時間」をもたらしてくれます!

もし、限られたスペースでローメンテナンス的に小庭をご自身で管理するならポイントを挙げてみたいと思います

①大きく育ちすぎる植物は控える
②土が見える部分やシンボルツリーの下草は宿根草や多年草を植え雑草対策に
③中低木の樹木の植栽の際必ず土壌改良をしてから植栽をする。
(お家を建てる時の土壌は耐震補強対策などもあり植栽に不向きな土になっている)
④植物を植栽したら根つくまでの2,3週間は水やりをしっかり行う
⑤お花のつく植物の場合、花が終わったら花をカットし種をつくらせない
⑥大きなシンボルツリーなどは数年に1回の間隔でプロにお願いする

など。また、内外一体のデッキテラスがあればお庭がなくてもべジトラグやベジテラスプランターなどを置いて野菜やハーブ、お花を育てることもローメンテナンスにできテラスにでて収穫できるといったことも可能です(^^)

木漏れ日がさしこむ半日陰なスペースにあえてランダムに据えた石積みにユキノシタを植栽。

〇現代の和風モダンの家の北側に大正ロマン風なレトロ感ありな石積みはいかがでしょうか。新しいモノに古びた感覚なモノをかけ合わせてみる。以外にシックリきたりするんです。
夜間は暖かいガーデンライトを使ってオシャレな雰囲気に。
植物が生育しやすい環境にしてあげることが大事な要素(^^)

株が大きくなったアジサイは大輪の花を咲かせます。木漏れ日程度な場所のアジサイでも十分綺麗に咲いています。

〇この季節アジサイは主役月です!ガーデニング好きな人はアジサイは必ず植えていると思う✨下草と合わせてみたり、生垣やフェンス沿いに列植えして花咲く背景をつくるのも個人的には好きです(^^)
株を大きくしないためにも花後は剪定をする。切った花は切り花やドライフラワー、アートフラワーなどできるのがうれしい💕

2023.06.12

育つ!そして収穫する楽しみ~「腐植」~

 ポストコロナ禍をきっかけに家庭菜園をはじめるビギナーさんも増え始めました。
造園業として植物を取り扱うお仕事なので肥料のこともきかれることもしばしばあります(^^)
レベルアップしたビギナーさんも土づくりからこだわりを見せ安心・安全はもちろんのこと、おいしいお野菜をつくりたいとスキルをみがいていらっしゃるようです。
地球にやさしい「エシカル消費」に意欲的な方が増えてきているのかもしれません(*^_^*)

〇露地栽培だと季節限定な植物たち…。
やっと出会えた実山椒🥬
この収穫時期を逃すと取り遅れちゃうひとつだから収穫時      期は必ずインプット(^^)

〇腐植の進んだ土壌で育つ和ハーブ★
「腐植」とは植物や動物の死骸などが土の中の微生物たちによって分解・醗酵されることで生まれる有機物…
最近よく聞く「フルボ酸」も腐植の中の成分
「腐植」の効果は… 

土をフカフカにして根腐れしにくい
phの変動をおさえてくれる
土の保肥力の高まり
植物が栄養分を吸収しやすいように
ミネラルを水に溶けやすくしてくれる など
と言われています(^^)

〇高畝にした畑地にはミョウガタケが(^^♪
白い部分が美味しいし薬味にも♪

〇私たちもお庭づくりで樹木を植栽する際、有機資材をふんだんに使用しています!
お野菜づくりでも有機栽培は手間がかかる分愛着もわきますが、園芸などをつうじて植物との関わりに楽しみを感じるきっかけになるし新しい発見もあるかもしれませんね(^^)

2023.05.17

遊び心~若葉の頃~

 青空が広がり晴れた日が続きます、本日は昨日に続いて夏日のように暑いです。作業をしてると汗ばんじゃいます。木陰にはいると5月の風がシャツの間をとおりぬけて…そんな一瞬が心地よく感じます…この季節イイですね!
そして、若葉や木々の緑が柔らかくて目に優しい✨緑あふれる場所は緑視率の緑の割合もバッチリでやすらぎ感もほどよくアップします(^^)

〇土木用で使用するフネ(底に水抜け穴がない)に冬~春の間ビオラなどを植え付けてみちゃいました。市販の培養土に肥料や炭をプラスしして。備長炭を頂いたのであえて土の上に置いてみました。炭を土壌に混ぜ込むと植物の根によいとは聞いていましたが、上に置くだけでも何かしら効果が得られるかな…?と。根腐れするか心配で一応半分軒下らしき場所に置いて実験(^^)4月、5月ビオラたちはイキイキと咲き続けお花も大きいものとなりました。今は徒長しだしてきたのでそろそろ植替え時期かも。出番交代で暑さに負けず咲き続ける夏花を寄せ植えてみなきゃ。再現性かあるかは幾度とチャレンジしなければ(^^)

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〇この季節、山椒の若葉の特に新芽を幾分収穫して木の芽味噌をつくります。少し辛みの残るクセがあとをひきますかお自生していてこの時期の楽しみでもあります(^^)山椒は苔玉や苔皿にしても可愛いインテリアになります♪

〇ラベンダーの株が大きくなってきて垂れさがるのを防ぐためプランツサポートを使用しました!
茎が何本も上がって束になるものには株全体を支えるプランツサポートがおススメです(^^)/
私は大きくなってから使用しましたが小さいうちから設置しておいても大丈夫です

2023.04.17

心癒される山野草と共に…

 園芸や家庭菜園など一年を通して楽しめたりしますね(^^)お庭づくりも一年通して楽しめるガーデニングにすることが飽きの来ないスタイルになります!この花が終わったら来月はこの花が咲く。そして花が咲かない時期は葉が楽しませてくれる…♪
多種多様な植物の組み合わせがとっても大事、和と洋を分けて考えないで他の植物との調和やバランスで選んでみておさまりのよいお庭になればイイと思います(^^♪感性は自由ですから★
今、春の山野草がイキイキとしていて美しくなる時期。和モノですが半日陰な場所があれば是非植えてみてほしい植物たち…

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〇特異な形の花で葉にも独特な美しさがあります。
放っておいても毎年育ってくれる山野草は、植える場所をちゃんと選べば省メンテナンスで楽しめるものになります。

〇ツツジの株元にイカリソウ(*´ω`*)
鉢栽培での管理は難しいですが、腐食土に育つイカリソウは自分の居場所を探しながら合った場所で毎年お花を咲かせてくれます。
山野草は日本風土に合った植物。寂しくなりがちな樹木の株元に儚げなお花で侘びさびを演出してくれます。
私の好きなユキワリイチゲは秋から春の間に光を得ることが出来る場所がよいので落葉樹の株元のも好適だったりします。

〇ツルニチニチソウ♪私は専ら蔓桔梗と言いますが一カ月ほど早く満開に!伸びる蔓は短く切っても新たな蔓が伸びて青紫色の花を咲かせます。丈夫で繁殖力がある山野草ですが長期間咲いてくれるスグレモノ(^^)
蔓桔梗を風炉花として花入れから自然に垂れ下がるように…。掛花入れによく似合うと思う。

〇掛花入れの蔓桔梗と一緒に生けたのはイワヤツデ。
小さいお花ですがホントに可愛いんです!
小盆栽にしたり、石付けにしたり利用範囲が多いのも嬉しい(#^^#)
半日陰を好むのでそのスポットにはピッタリ💕花付きがイイとテンションあがりますね~。

〇時期を見計らって出てきてくれたホウチャクソウ。山野草は灯篭と相性がイイと思う。筒状の緑白色のお花が爽やかな心地よい風を運んでくれそう。山野草はどれもやさしい風情があり癒される。年を重ねるとつくづくそう思う(*^-^*)